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投資コラム

倒産時の弁済優先順位

スカイマークの再建が
なかなか順調には進んでいないようで話題になっています。
 
大口の債権者が、ANAの参加に難色を示していて
再建案がうまくまとまるか不透明という内容です。
 
 
こうした、会社の倒産、企業再生がある場合は
投資家としては、株式として投資した価値が気になります。
 
スカイマークの場合は、100%減資となり
既存の株主の価値はゼロとした上で
新たに増資をして、新しい株主を迎える形です。
 
 
倒産した企業でも、債務超過になっていることが普通ですが
それでも、資産がゼロという訳ではありません。
 
持っている資産を売却したりすれば、一定の現金は得られるので
債権者と弁済の合意をして、再建を進めていきます。
 
 
会社の持っている資産の処理方法としては
ざっくりと、以下の優先順位で処理がされていきます。
 
1. 租税
2. 小口債権者
3. 大口債権者
 
 
一番強いのは税金です。
企業が倒産したとしても、未払いの税金などがあれば
最優先で、税金の支払いに充てる必要があります。
 
そこから、あまったお金を債権者で分けますが
中小企業にとっては、少しの債券でも取り損なうと
大きなダメージになってしまいます。
 
そのため、一般的は金額の少ない小口債券を弁済します。
このときの弁済率は、100%など高めに設定して
小さい企業の取引を保護しています。
 
 
大口の債権者は、合意の上で、債権放棄をすることになります。
弁済率は、企業の体力具合によりますが、全額の弁済は無理なので
(だから倒産したので)
低めの弁済率にして、その上で次の再建の道のりに
何か協力をするような形を取ります。
 
 
いずれにしても、こうした話の中には、株主は出てきません。
 
企業の資本として取り込まれた時点で
資金を返してもらうという発想は、そもそもありません。
 
 
 
株式投資家にとって、会社の倒産は大ダメージです。
最も避けて通らなくてはいけない内容です。
 
サヤ取りでは、日経225に採用されている大型株のみを取り扱いますが
どんなタイミングで破綻が訪れるかは分かりません。
 
どんな投資の時でも、リスクはできるだけ最小限にして
破綻のリスクは回避するようにしておくのが無難でしょう。
 
サヤ取りは、色んな組合せできるのが楽しいところですが
小型株やハイリスク銘柄は、使わない方が無難です。
 

2015年6月1日
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