急変相場とサヤの動きの関係
今日のコラムは、サヤ取り関連で。
ボラティリティの高い相場が続いていますが
こんな相場でも、サヤ取りの安定度は変わらずです。
特に、こういう相場だからこそ
サヤ取りの安定性が際立って見えてきます。
サヤ取りは、安定はしていますが
相場の変動幅に応じて、サヤの振幅も大きくなる可能性があります。
実際、ボラティリティが大きい相場になると
全体の相関係数の値が下落します。
つまりは、相関性が失われるペアが増えるということです。
ペアの内容を分析すると
・同業種
・異業種
で、特に大きな差が生まれています。
同業種の場合は、ボラティリティが高い相場でも
ある程度同じ動きをするものです。
一方で、異業種の場合は、相関性が失われやすく
相場変動に合わせて、サヤの変動も大きく出やすくなります。
サヤ取りといっても、組み合わせによっては
相場変動を全て吸収することはできずに、サヤに動きが出ます。
とにかく安定性を期待したいということであれば
同業種の組み合わせが、安定したサヤの動きになるでしょう。
それでも、サヤ取りの安定度は、今でも健在です。
多少の相関性が崩れるのは仕方ありませんが
それでも大けがしないで投資できるというのは
大きなメリットになります。
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