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投資コラム

変化するリスク

事業をやっていると、色々なリスクに直面します。

まあ、リスクのないところに、利益は生まないので
何らかのリスクは取る必要はあると思いますが
対企業やっていると、色々なリスクや保険に出くわします。

マレーシアでは、WiFiレンタル業をやっていますので
色々回線の仕入れなどをやっているのですが

2年契約のようなプランの場合だと、事業者としては

「この人、ちゃんと払ってくれるのか?」

というリスクがあります。

クレジットカードで自動的に引き落としできるとか
過去に滞納してないとか、契約する前に、ちゃんと見られます。

「仮に過去に滞納があったりすると、新しく2年契約をしたいと思っても
当然のことながら、契約することはできません。

もっとも、滞納のある人に商品を販売するのは
事業としてはリスクの方が大きくなってしまいます。

仮に滞納がなかったとしても

いきなり「iPhone 100台契約したい!!」と言えば

「この人、ちゃんと100台分も2年間払ってくれるのか?」

ということになります。

条件が変われば、リスクの大きさというのも変わってきます。

数字が大きくなってくれば、それに応じた保険の方法を
相手も提示をしてくるようになります。

例えば

「一括でしか販売できません」
「XXXXX円は、先払いしてください」

など、リスクを見て、相手も保険の方法を考えてきます。

リスクを取れないと判断すれば、全てのリスクを転嫁してきます。

合理的なリスク管理のやり方です。

株式投資においても

・ETFのような値動きの小さい銘柄の売買
・東証1部の大型株
・マザーズ株
・先物投資
など

など、投資といっても、様々な方法がありますが
それぞれ、リスクの大きさというのも違ってきます。

さっきの例だと、下に行けば行くほど、リスクは高いです。

リスクが高くなれば、より保険が必要になってきます。

投資で言えば「ヘッジする」ということになりますね。

サヤ取りは、保険をかけるための投資技術ですが
リスクの大きさが変わってくれば、保険の規模も変わってきます。

例えば、先物ラージ1枚売りに対して
トヨタ100株の買いでは、ヘッジしきれません。

リスクの大きさというのは、様々ですが
大きさを正しく判断して、保険を掛けてヘッジする。

リアルな世界でも、投資の世界でも、考え方は同じですね。

2015年11月16日
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