嘘を見抜く事ができるか?
三菱自動車の不正が話題にのぼっています。
今日の株価はストップ安を記録してきており
大きなインパクトを与えています。
ご存じとは思いますが、燃費性能を実際よりも良く見せるための
不正を行っていたことが明らかになり、信頼が大きく失墜しました。
2000年のリコール隠蔽の体質から脱却したかと思いきや
またもやの不祥事ということで、影響も大きそうです。
さて、今日の投資コラムは、嘘を見抜けるかということですが
今回の事件は、自動車を購入した人に対する嘘だけではなく
社会に対する嘘や、株式市場の投資家への嘘なども含め
たくさんの嘘が含まれる事件になっています。
世の中のほとんどは、性善説で成り立っているところがあり
不正を防ぐための仕組みをコンプライアンスをいいながら
企業は守ろうとはしていますが、完全に不正を防ぐことはできません。
どんなに優れた仕組みであろうと、悪い事を考える人がいれば
100%の不正を防止することは、事実上不可能です。
企業から出されるデータというのは、公のものであり
会社での取締役会や、監査法人などによって精査されたものを
上場会社では満たした上で公表しています。
投資家は、出てきた情報が正しいという前提で投資判断をしますが
この情報が間違っている可能性というのが常にあるということです。
そして、これを無抜くのは難しいということです。
相場には織り込まれる事のない、一定のリスクというのが
市場でも常に存在しています。
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