相場の変動とサヤの動き
今日の投資コラムは、サヤ取り関連のネタで。
EU離脱で大きく相場が一時的に動きましたが
サヤ取り的には、理想的な動きになっています。
サヤというのは、本来は何もないのに株価が大きく変動して
2つの銘柄に間に生じた株価のゆがみ(サヤ)を抜くもので
似たようなペアであれば、普通はサヤそのものは大きく変動しません。
ところが、大きな材料が出てくると
株価の大きな変動と共に、サヤの動きも激しくなります。
株価の動きが大きくなれば、サヤも大きく動くは当然です。
もっとも、もともとのサヤの動きが大きくはないので
数倍の動きになっても、さほど心理的な影響はないのですが。
EU離脱では、一気に相場が下げたものの
ゆっくりと、ジワジワと相場が戻ってきています。
すでに、かなりの水準を取り戻しています。
サヤの動きで言えば、相場が急変したときに
サヤが一時的に拡大するのですが
その後の相場の落ち着きで、元のサヤに戻ってきます。
相場が大きく変動したときに仕掛けられているペアが
まさに収穫期に向かっているという感じです。
仕掛けのタイミングは、ひとそれぞれだと思いますが
個人的には、サヤの天井圏で勝負するのが好きです。
公開ペアを見てもらえば、チャートのクセは分かると思います。
サヤが拡大路線にあるものは、一概に良いとはいえませんが
材料があって急拡大したところにあるサヤは
比較的狙い目になるのではないかと思います。
どんな相場でも、下落したところは、怖さもありますが
やはり反対の立場でみると、買い場だったということは良くあり
サヤ取りでも、基本的には同じ事が言えます。
もっとも、サヤ取りであれば、相場が急変したところで仕掛けても
それほど心理的な抵抗はないかと思います。
サヤ取りでも、相場のパターンを読んでおいて
急変からの戻りは、仕掛けチャンスとして見ておくのが良いでしょうね。
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