OPEC減産への合意
今日は、少し大きなニュースがあったので
こちらをコラムとして取り上げてみたいと思います。
OPECが減産への合意を発表しました。
これまでも、減産への向けての話し合いは進められていましたが
原油価格を維持したいという思惑は共通しつつも
最終合意には至っていませんでした。
サウジアラビアが態度を軟化させて
協調に向けての姿勢を示したことが大きいようです。
この合意を受けて、生産量は日量3324万バレルから
3250万バレルへの減産となり、需給面で期待がもたれています。
OPEC参加国以外にも、減産に対して呼びかける予定で
主にロシアが協調してくるかどうですが
減産に向けての機運が高まっています。
これを受けて、原油相場は急上昇。
原油価格は6%の伸び率に達しており
北海ブレントの先物は、48ドルにまで達しています。
まだ、OPECからの正式な発表はされておらず
やや怪しい部分は潜んでいるのと、減産開始は11月からということで
本当に実現されるのかどうかは、もう少し見る必要があります。
当面の目標価格ですが、1バレル50ドルを超えるのは確実とみられており
60ドルを超えて上昇するのかどうかというところ。
ある程度の原油価格まで行けば、アメリカを中心として
シャールガスの生産が息を吹き返す可能性もあり
こちらの動きも気になるところです。
シェールガスの共有が増えると、OPEC減産も意味をなさいものになり
そんなに価格は高騰しないのではないかと思います。
シェールガスがあると、需給バランスの調整が難しそうです。
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