■■ 投資コラム - 安いからには裏がある ■■
今週、香港から日本へのフライト遅延で、痛い目を見ました。
前にも、マレーシアから香港に行くときに
大幅なフライト遅延で痛い目に遭いましたが
過去に何度か、痛い目をみます。
今は、世界中でローコースキャリア(LCC)と呼ばれる
航空会社がたくさん就航しています。
LCCが就航してから、かなり飛行機の値段も安くなって
価格競争の時代に突入してきています。
安いのは嬉しい事ではありますが
単に値段が安くなった訳ではなくて、トレードオフがあります。
飛行機のチケットの変更・キャンセルができなかったり
飛行機の遅延などは、日常茶飯事にあります。
日経のLCCは、まだまともに運行している方ですが
海外のLCCについては、飛行機の遅延は当たり前のようにあります。
遅れても、まともなアナウンスはないし・・・というレベルです。
初めて海外旅行する人などは、LCCは安くていいですが
ちょっとしたトラブルに巻き込まれると
トラブルの対応やサポートについては、ほとんど期待ができません。
今回私がはまったのは、香港から日本への帰りのフライト。
LCCを使ってのフライトで、日本に夜遅い時間に着く予定だったのですが
フライトが遅れに遅れて、羽田に着いた時には午前1時。
すでに終電も終わっていて、バスもなく、仕方なくタクシー帰りになりました。
結局、LCCとしての飛行機代は安かったのかもしれませんが
予期せぬタクシー代が余分にかかることになって
安くあがったというよりは、損した感じさえもします。
もちろん、飛行機が遅れたからと行って
航空会社が何かを保障してくれる訳ではありません。
特にLCCにおいては、どれだけ飛行機が遅れたとしても
基本的には何の対応もしてくれません。
飛行機代が安いのですが、そんな保障ができるような原資はなく
サービスレベルとしては、安かろう悪かろうです。
それに比べると、日本の航空会社は非常に優秀。
飛行機の遅れもゼロではありませんが
天候の要因を除けば、かなり時間通りに就航しています。
ビジネス利用として、時間に遅れるようなことがあると
大きな損失に繋がってしまうこともあります。
単に企業努力で価格が安くなるぶんには歓迎ですが
サービスや質を落とした価格の下落には
表向きには気がつかない、裏があります。
結果的に、無駄な出費にならないように気をつけましょうね。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
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