信用力が示す調達力
今日のニュースの一つとして
東京電力グループが、社債の発行を再開するとの
内容が伝わっています。
社債の発行規模としては、1000億円くらいを想定しており
原発事故以来の社債発行を予定しています。
会社にとっては、新株の発行や、社債の発行、銀行借入など
多様な資金調達手段を使って、資金を確保していて
これが企業存続にとって必要不可欠です。
投資活動においても、本格的に目指すのであれば
資金調達の多様化というのは、合った方が良いです。
株式投資だと、どうしても自己資金を使って
しかも余裕資金でやるというのが大原則。
間違っても、生活に支障が出るような資金は手出ししてはいけません。
株式投資のためにお金を出してくれるひとは、ほとんどいませんが
それは、やっぱり株式投資そのものが、不安定であることの裏返し。
安定した内容であれば、お金を貸してくれる人がいます。
東電グループも、原発事故という事があっても
1000億円の社債を発行して、引き受けてくれる人がいるということ。
それだけ、事業としての安定性を見てくれているということ。
だから、投資家から見ても、投資に値すると判断されるわけです。
個人投資家レベルでも、やっぱり投資活動っぽいのが
不動産投資になってくるでしょう。
これは、銀行がお金を貸してくれてできる投資で
銀行そのものが、不動産投資を安定した事業として見てくれていて
評価してくれているということです。
話がそれましたが、事故があった東電グループでも
社債が発行できるようになったというのは
信用力が回復した裏返しと言えるのでしょうね。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
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