損得勘定の基準
人間、ついつい頭の中で、電卓をはじいてしまいます。
何か人に頼まれたときに
それは自分にとって得なのか、損なのか
得だと思えば行動しますが、損だと思うと行動しません。
ちょっとした、家での頼まれ事をされたときも
同じなのではないかと思います。
それって、自分にとって損だけだよね?と思うと不機嫌になります。
投資している人は、損得勘定はお金が全て。
結局、儲かるか、儲からないかが電卓をはじき
儲かると判断したときだけ行動する。
この考えって、当たり前だよなぁと思っていました。
私も投資について色々人に教えているのですが
もちろん、全員に成果を出してもらうのが一番なのですが
投資はそんなに甘い世界ではない。
常に、投資とか教える中での悩みだったのですが
友人のFacebook記事を見ていて、分かりやすかったので
一部抜粋して転載してみます。
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たとえば
給料以外でお金を稼ごうと競う二人がいたとします。
Aさんは、
身の回り100人の相談に無料でのって、
どんな悩みがあるのか、どうやったら解決できるかを
4週間、図書館に通って調べていたとします。
この時点で、売上はゼロです。
いっぽうでBさんは、
1日目で「1万円儲かった!」と
威張っていました。
Aさんが掛けたコストは、
4週間の時間と労力で、
金銭的リターンはゼロ円。
いっぽうで、
Bさんが掛けたコストは、
初日に母親の財布を見つけてお札を抜き取っただけで、
金銭的なリターンは1万円です。
AさんとBさん、
どちらの方がリターンが高いでしょう。
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投資している人は、どうしても金銭的なリターンだけに着目して
損得を考えてしまうクセがあります。
一方では、金銭的なところを以外に着目すれば
どちらの方が良かったのかは、一目瞭然です。
損得勘定を、金銭的なところだけに限定してしまうと
得に短期的な視点だけになってしまうと、結果的に損をします。
先ほどの例だと、Aさんはたくさんの知識を経験を積んで
その後は、お金を生み出すことができるかもしれません。
何より、お金以外のところでも、楽しい人生を送れる気がします。
私も、お金も大事ですが、経験重視というのがスタンス。
私自身も、会社のスタッフ達にも、楽しく仕事ができること
色々な経験・体験ができるということを重視してます。
お金って、その後に後から付いてくるものではないかと。
損得勘定を計算するときには、お金だけではなくて
もっと広い視野で考えてみて、自分の人生にとってプラスかどうかを
判断できるようになりたいものですね。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
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