ルールを破りやすい時
ここ最近、非常に強い相場が戻ってきています。
北朝鮮問題で、相場は一時的に冷え込みましたが
あっという間に、リスクを意識する相場は終わり
通常通りに戻ってきました。
相場の読みは、誰もが予測できない事です。
さて、株式投資においては、投資ルールが非常に大事であるということは
何度もお伝えをしてきています。
まず投資ルールを持っていない人は、ちゃんと定義すべきで
それが投資の第一歩と行っても過言ではありません。
投資ルールの大切さや、ちゃんと守ろうと思っても
なかなか実践できないのが人間というもの。
強い意思がないと、結構ルールを守るというのは
難しいものだったりします。
人間なので、色々な欲をもって行動していますから
常に自分の欲との戦いで、相場に望んでいるはずです。
ルールをある程度守れる人になったとしても
相場は色々な試練を与えてきます。
投資ルールを破りやすい相場というのがあって
それが、今のような動きをしている相場の時です。
直近、日経平均株価は19,000円に行きそうな勢いで
下落ペースを強めていた時期がありましたが
それが3連休を挟んで、あっという間に20,000円台を回復。
ほぼ下落するとこもなく、連日の上昇が続いています。
特に3連休明けの火曜日は、窓を開けて上昇。
こういう、窓を開けて動いたときや
一方的な流れが連続して続いたときというのは
投資ルールの判断が乱れるポイントです。
どういう事かというと、よくある
「損切りの判断が遅れる」
というパターンに陥りやすいタイミングなのです。
損切りラインに到達したことを認識しても
・予想以上に損失が膨らんだ(窓を開けて動いた時)
・一方的な流れが連日続いている
ということから
・予想以上に損失が増えてパニック
・1日くらい待って、戻りを期待
・連日一方的な動きが続いているので、そろそろ戻るかなと期待
という、勝手にポジティブな想像が膨らみます。
まあ、実際その通りになってくれればいいのですが
そうならないことも多くて、それが損失を膨らませる原因です。
損切りルールを破りやすいタイミングの今
投資ルールを守る大切さを思い出してください。
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