誰を船に乗せるか
「誰を船に乗せるか」
この言葉を時々思い出すことがあります。
滅多に本は読まないのですが、その数少ない本で
ビジョナリーカンパニーという本を数年前に読んだときに
非常に記憶に残っている言葉です。
何か事業を始める時に、どういう事業をやるか
どういう値段にするかよりも、最も大事なのは
「誰と一緒に事業をやるか」
という言葉です。
非常にシンプルな言葉ではありますが
本質を突いている言葉だと思っています。
事業なので、何かのサヤを狙っていくのですが
ここと、ここにサヤがあるから、これで儲けようというのが
基本的な考え方になってくると思います。
もちろん、サヤを考えるのはもちろんなのですが
それ以上に、人を考える方が大事ということです。
実際、サヤを見つけることは難しくありません。
いくらでも世の中に利益を狙えることは転がっています。
でも、いくらアイデアがあっても実現できなければ意味はないし
たった一人では、出来ることが限られてしまいます。
サヤ取りをするにしても、一人でやるよりは
他人の知恵などを借りてやった方が
当たり前ですが成功しやすくなります。
他人の力は、必ず必要になってくるのです。
その時に、誰の助けの力を借りるのか
誰と一緒にやるのかというのは、実は内容よりも大事で
だからこそ、本質を突いている言葉なんだと思います。
人と話をする度に、この言葉を思い出します。
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