株高と為替の乖離
今日の投資コラムは、市場考察についてのリクエストがあったので
「株高と為替の乖離」という内容でお送りします。
ネタは困る事も多いので、何か聞きたい事があれば
ジャンジャンリクエストしてもらったほうがありがたいです。
今年に始まった事ではないのですが
株価の動きが、非常に不穏な動きを見せています。
日本経済が良くなって株価が上昇しているのであれば
誰もが理解できる感じではあるのですが
昨今の株価は、日経平均株価が24,000円更新と言われても
全く実感がわかない人が多いのではないかと思います。
私もその一人で、去年の終わりからその違和感を感じています。
今回の日本の株高を司っているのか
確実にアメリカ市場の影響と言って良いでしょう。
特に、ここ最近の動きは非常に不可解で
為替が113円から110円くらいまで、円高に振れていました。
普通は、為替が円高に振れれば、株価は下がるというのがセオリー。
逆に円安であれば、株高になるという流れが普通です。
アベノミクス相場は、そうやって形成されてきました。
ところが、ここ最近は、為替は円高に振れたのに
株価は上昇するという、不可解な動きになっているのです。
でも、そのセオリーが通用しないのが今の相場なのです。
今の相場の牽引力は、アメリカ市場の動きに他なりません。
日本市場も、かなり上昇しているのですが
アメリカ市場の上昇は、もっと綺麗な動きをしています。
全く調整なしと言って良い動きが
5ヶ月くらいも連続して続いているのです。
本当に綺麗な右肩上がりです。
今の相場は、何をもってしても、アメリカ株価に連動しており
アメリカ市場が堅調だったら、株価も堅調という流れ。
為替の動きは、多少は意識されるでしょうが
110円前後の動きくらいであれば、誤差の範囲としか見られません。
今日は、109円台になって、さすがに少し下げましたが
トレンドから見て、悲観する感じではないです。
アメリカ市場との連動性と見ると、今の市場は説明がつくと思います。
相場を見ていると、過去の色々なパターンが頭に入ると思いますが
単純な事象だけでは説明がつかない
もっというと、理屈では説明できのも相場です。
そんな動きを追いかけてみているのが、相場の醍醐味でもありますけどね。
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