日銀の収支
29日に、日銀の収支が発表になりました。
日銀といえども、企業と同じように決算をしており
損益というものも出てきます。
利益にあたるところが、7647億円の黒字となっており
日銀の収支としては、昨年からさらに増益。
この利益の原資となっているのが、政府から買っている
日本国債の配当が収入源です。
日銀が保有している国債が、448兆円となっており
大量の国債からの配当が増加しています。
今後も、国債の買い入れを続ける限り
日銀の配当金は増えていきます。
もうひとつ、国債と並んで増えているのがETFの買い。
ETFの残高は19兆円となっており、このETFからの配当が
2789億円となっていて、非常に良い収益になっています。
国債は利回りが低くなっているので
448兆円という、巨額な資産を保有しているにもかかわらず
利回りとしては、あまり大きくないという実態を写しています。
まだ、国債やETFの買い入れは続いているので
バランスシート上の資産は増え続けていきますが
どこまで買い入れを続けていけるのでしょうかね。
収益の割には、資産が増え続けているので
明らかにバランスは崩れていると思います。
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