貿易不均衡

 
米中貿易摩擦は、収まる気配がありませんね。

アメリカは、iPhoneに関税をかけるとか言い始めますし
応報合戦になってしまっています。

こうなると、引くところを見つけるのが難しいです。

 
世界の貿易は、各国での取引でみると
赤字・黒字があって、対赤字国については
貿易赤字を解消するために、今問題になっています。

世界全体で見れば、赤字国もあれば
黒字国もありますが、全体でみれば均衡します。

赤字国があるということは、黒字国があるということです。

なので、完全な均衡状態を作ろうとするには
各国間の貿易の輸出と輸入を同じにするしか
均衡にすることはできません。

そもそも、均衡にするのは現実的ではないです。

 
投資の世界も基本的には均衡します。

儲かる人も、損する人も世の中にはいますが
全体の時価総額という決まったパイの中で
投資で取引をしながら、儲かる人と損する人との間で
お金のやり取りがされているだけです。

お金が循環しているだけということですね。

 
まあ、お金世界というのは、結局はお金が循環しているだけ。

ただ経済規模の拡大と共に、新しいお札が刷られて
全体の時価総額はあがっていくのですが
常にあるスポットでみれば、均衡が取れているはずです。

広い世界で考えてみると、世の中は面白いですね。

2018年11月30日

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