日銀が追加金融緩和を決定
今日の投資コラムは、ニュースから取り上げてみます。
金融政策決定会合が行われ
追加の金融緩和を日銀が決定しました。
マネタリーベースの目標を、現在の60兆円~70兆円に対して
80兆円へと増額することを決定しています。
また、買入の残存期間も延長することを決め
ETFやREITの買入枠も増額させることを決めています。
つまりは、日銀はさらに資金を供給することを意味しており
物価下落に対するリスクを、日銀としてつぶしに来た感じです。
追加金融緩和については、前々から言われてはいたことですが
ずっと見送りが続いていたため、警戒感が遠のいていましたが
このタイミングで来たか~という感じで
まさに黒田バズーカが炸裂した印象です。
日銀の決定を受けて、株価は急騰する形となり
為替相場も、円売りが急加速することとなり
日経平均株価は、700円以上のプラス
為替相場は、ドル円で111円台まで一気に円安になりました。
株価は、今日の動きで、一気に年初来高値を更新してきて
元気のなかった相場に、大きな刺激を与えています。
このタイミングでの決定ですが、消費税増税の判断や
2%の物価上昇目標に対してのコミットメントを
日銀として示した形になると思います。
日銀としてできる支援はした形になり
消費税増税については政府の判断に委ねられますし
物価上昇の腰折れを防ぐ目的としては
日銀としてできる、最善の策を取ったのではないかと思います。
為替相場は円安に振れていますので
あまり良いインフレではないかもしれませんが
輸入資材のコスト高は避けられそうになく
これらが小売り価格にも跳ね返ってくると思います。
それにしても、アベノミクス相場は、トレンドがはっきりしています。
今後も、円安の流れは止まる様子がないと思いますし
短期的には上下するとは思いますが
長期的に見て、まだまだ相場上昇が続くと思われます。
海外投資も、まだまだ時代に乗っていますので
資産形成の一部として、是非取り組んでみてもらいたいです。
ブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
株式投資 ブログランキング