GDPショック 予想外のマイナス
今日の投資コラムは、やはりGDPを取り上げたいと思います。
今週は、日本にとって、重要イベントが並びます。
その1回目が、今朝の2014年7月~9月のGDPです。
GDP速報値によると、前期比マイナス0.4%(年率換算、マイナス1.6%)となり
4月~6月に続き、大幅なマイナスとなりました。
元々、4月~6月は消費税増税による影響が言われていたため
マイナスはある程度折り込み済みの認識で
7月~の経済回復に期待が掛かっていました。
事前のアナリスト予想では、年率換算 プラス2.5%くらい
プラス回復が予想されていただけに
まさかのマイナスという状況に、朝からショックが訪れました。
予想外のマイナス幅に、市場は大きく混乱しました。
GDPの予想外のマイナスにより
消費税増税の延期は、ほぼ決定的と見られています。
明日の夕方くらいには、消費税増税の見送りがきまり
衆議院解散に向けての動きとなるはずです。
国際的な見方も、GDPの大幅マイナスということであれば
消費税増税延期についても、容認できると思われ
ある意味、国際的な見方という意味では、救われたのかもしれません。
色々、安倍政権やアベノミクスに対しては
批判が集まるところではあると思いますが
様々な数字が、ここ最近ボラティリティが大きくなっており
・株価
・為替
・企業決算
・GDP
などなど
上下に振れ幅が大きい事は、覚悟しておく必要があるでしょう。
それがアベノミクスの特徴であると言っても良いです。
今回のGDPの数字は良くなかったですが
企業決算の数字などを見ていると、良いところが増えていますし
株価は相当上昇したわけですし
消費税増税が見送られれば、ここからが2回目の勝負!と見ています。
今週は、重要な週になるので、相場も変動も覚悟しながら
成行を見届けていきたいと思います。
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