心理戦の大台突破
今日は、日経平均株価が20,000円を突破しました。
ついにという感じでしたが
アベノミクスが始まってから株価は上昇して
2年くらいで株価は2倍になりました。
日経平均で2倍ですから、個別銘柄ではもっとです。
経済成長の中の、資産インフレという意味では
株式では少なくとも成功したと言えます。
20,000円を達成したとなると
意識されてくるのが、今度は「達成感」です。
相場では、大きな節目というのは意識されますが
一度大台を付けると、達成感というのが出てきます。
20,000円を例にすると、20,000円までは上昇するかな
という意識が多くの人に働くこともあって
20,000円を付けるまでは、比較的安心して買えます。
先物を例にして言えば、19,900円だったとしても
20,000円は一度は付けるなと多くの人が思えば
少なくとも100円は割と固く抜けるわけです。
ですから、大台に近いところは商いも増えていきます。
ところが、一旦20,000円を付けると弱気になります。
例えば、20,500円を付けるイメージができるでしょうか?
大台を超えてくると、一気にイメージができなくなります。
むしろ、20,000円を達成したら売りたいという人が多いので
このレベルでは売りが広がりやすくなります。
株価の動きを読むのは、市場参加者の心理を読むのと同じです。
株価がどういう方向に向かっていくのか
正念場を迎えるところに到達しました。
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