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iPhone Xの価格戦略
今年は、相場の動きが極端に少なく
相場のネタも少ないので、メルマガのネタに困ります。
そんな中で、今の旬の話題は、iPhone Xですね。
この新しいiPhone Xですが、これまでにない価格を付けていて
安いモデルでも、11万円くらいからになるみたいです。
スマホの寿命って、使い方によりますが
だいたい2年くらいかなと思うので
11万円のスマホは、やっぱり高いなぁと思います。
機能的には、今のスマホで何も不満もないのですが
仕事柄、新しいのを試さないと行けないところもあり
でも、高いなぁと思って悩むところです。
それはさておき、今日のコラムはアップルの価格戦略です。
iPhone Xで、今までない価格を付けてきましたが
個人的にはこの考え方は良いと思っています。
世の中、色々なものが価格競争になっていて
少しでも安いものをという風潮になっています。
スマホも、iPhoneでなければ、いくらでも安いスマホはあり
安く済まそうと思ったら、全然安くできます。
それでも、アップルの10万円を越える価格を付けるというのは
今の時代の流れに逆行するようですが
本来の正しい価格の付け方だと思います。
一般化してしまって、他と単純に比較できる商品だと
単純な価格競争になってしまいます。
当たり前ですが、同じ機能だったら、安い方が良い。
これは消費者心理として、当然のことです。
デフレ、デフレと言われますが
価格競争の世界になってしまうと、確実にこの流れになります。
デフレの流れにならないように
他との差別化を意識して、さらに高い価格を付けるくらいの
強気の姿勢が消費者の心を引きつけます。
当然、魅力のある商品・サービスでなければなりません。
アップルは、これをしっかりやっている企業だと思います。
私のマレーシアの会社とかも、激しい価格競争にさられていて
常に価格をどうするかは、非常に悩むところです。
安売りするのは簡単です。
そして、安くすれば買ってくれる人がいるのは当たり前。
ただ、それは経営ではなくて、誰でもできることです。
安売りしなくて済むように、どうするかを考えるのが
今の時代の経営者に求められているのだと思います。
安く大量にか、高品質高価格か
どちらかにしっかりと特化する戦略が必要かと。
中途半端なのは、全く意味がない時代になってきました。
2017年9月14日 | コメントブログランキングに参加しています。記事を読んでいただいたら、下のバナーをポチッとご協力お願いします。
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