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多種多様な意見
東芝の監査問題については、長く尾を引いています。
ニュースにもなっていますが、新旧の監査法人との間で
対立があるような事も言われています。
通常の会計処理においては、ある程度標準化されているので
あまり人によって意見の相違はないのですが
どうしても、人の裁量によって認識の変わる部分があります。
東芝の監査問題とかも、人によって解釈が違うところ。
だからこそ、監査法人が統一した見解で内容をレビューすることで
適正という判断をする必要があります。
最終的には、監査法人よりも国税の見解が上ということもあり得ます。
投資とかでも、詐欺的な案件だと良くあるがちな話なのですが
問題が起こったときに、どのタイミングで認識していたのか。
これは結構大きな問題です。
投資案件が破綻するというのは良くある事で
ある程度は避けられない事だったりするのですが
最初から問題を認識していた=詐欺
なのか、予期せぬ事象などが発生して、破綻してしまったのかで
問題の所存が大きく違ってきます。
なかなか、外部から見ると分からないところなので
投資案件の詐欺に引っかかってしまったような場合だと
最初から問題を認識していたのでは?と疑いたくなってしまいます。
性善説的に、最初から悪いとは思ってなかったと見ようとすれば
そのように見えてしまいます。
性悪説的に見ようと思えば、逆でも見えてしまいます。
なかなか、対外的に真実を知ろうと思っても難しいもの。
本当のところは当事者しか分からないのでしょうね。
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