急速な円高で一時500円以上の急落
16日の日本市場は、大幅反落となりました。
ここのところ、1日おきに大きな上下を繰り返しています。
日経平均株価の終値は、224円安の16,864円と
200円以上の下落となりました。
一時は、下げ幅が500円を超えており
これでも、かなり戻したという印象があります。
スイスフランの突然の政策変更を受けて
世界のマーケットが混乱する中で
一旦リスクオフのポジションを取る動きが広がり
安全資産である円へも、買いが集まりました。
この結果、ドル円相場が1ドル115円台まで急伸し
対円は、そろって買いが入りました。
円高の動きを受けて、輸出関連株を中心に売られ
先物市場も、荒っぽい動きとなりました。
日本市場は、スイスフランの影響を受けた市場のひとつで
遠回し的なところはありますが、影響は大きいです。
来週22日に、ECB理事会が予定されていますが
大方の予想通り、追加金融緩和に踏み切るのかですが
スイスの政策変更で、既にかなりユーロが売られています。
追加の金融緩和は、さらにユーロ売りに繋がり
これをECBが許容できるのかというのが、焦点になるでしょう。
ユーロ安を狙いたいのであれば、既に十分な効果が出ています。
スイスフラン関連の銘柄では、
個人的に、マネーパートナーズ(8732)の売りが
ヘッジした上で、面白いかと見ています。