終値20,000円台回復
22日の日本市場は、続伸となりました。
日経平均株価の終値は、224円高の20,133円となりました。
ついに、終値ベースで20,000円台を突破してきました。
終値での20,000円回復は、実に15年ぶりとなります。
バブルの時の株価水準にまで回復したことになります。
実体経済が、その時と同じかどうかはさておき
株価は確実に上昇を辿り、ついに終値での大台になりました。
終値ベースでの大台には、やや時間がかかりましたが
ようやく達成した!という感じです。
ここ数日の急上昇は、非常に勢いがありました。
相場の動きを牽引したのが貿易統計の数字です。
3月の貿易統計が2293億円の黒字となり好感されました。
原油の輸入が増えたことで、赤字が続いていましたが
輸出が数字的にも増えており、円安の恩恵が数字に見えてきました。
この傾向が続くようであれば、アベノミクスの狙い通りで
良い方向性に変わっていく可能性があります。
これまでは、原油の輸入額が増えるだけで、円安の恩恵がなく
輸出に元気がありませんでしたが、ようやく!という感じです。
30日には、日銀の展望レポートが予定されていますが
この日にバズーカがあるという可能性もゼロではなく
追加緩和狙いの買いも入りやすくなっています。
大台を回復してきましたが、20,000円台の足固めになるか
この後の動きは非常に大事です。