東芝 不適切な会計処理で粉飾決算の可能性
14日の日本市場は、5日ぶりに反落となりました。
日経平均株価の終値は、194円安の19,570円となっています。
今日は一時200円以上の下落となり、下げ幅が広がりました。
為替相場が円高へと推移し、1ドル119円台前半へと。
数日前まで、1ドル120円強でしたので、1ドルくらい円高へ。
ただ、最近の為替の動きを見ている、119円前半くらいだと
まだ円安への動きとなる、ボックスレンジの下限な気がしています。
昨晩発表になった、アメリカの小売売上高が弱かった事で
ドル売りのきっかけになったことが
日本の株式市場に波及した形になっています。
日本市場は、まだ大型の決算も続いていますが
好業績の銘柄は、こんな相場でもしっかりとしています。
13日に発表した三井住友銀行の決算が
純利益が前期比マイナスとなったことを受けて
メガバンクに売りが広がる形となりました。
東芝の不適切な会計問題については
3年で約500億円営業利益を減額する可能性があると発表しています。
一定の数字が出たことは安心ですが
最終的に、粉飾決算で上場廃止という可能性もゼロではなく
投資対象としては、リスクが高い状況になっています。