ギリシャ資本制限 一時600円超下落
週明け29日の日本市場は、大暴落となりました。
日経平均株価の終値は、596円安の20,109円となりました。
それでも、20,000円を維持しているのが、スゴイと思います。
ギリシャの支援協議が決裂となり、ギリシャ政府は資本制限を発動。
ギリシャのデフォルトやユーロ離脱のリスクが、相当に高まりました。
既に資本制限まで導入したところを見ると
お互い覚悟が決まっているという感じがします。
日経平均株価は、寄り付きから大幅下落となり
一時は600円を超す下落幅となっています。
やや下げ渋る場面もありましたが、中国市場が大幅安となり
下げ足が加速する展開となりました。
596円安は、今年最大の下げ幅となり大暴落です。
30日がIMFに対する債務返済期限となりますが
残された時間はあとわずかになっています。
7月5日に国民投票を実施することを発表していますが
ECBは、国民投票の結果まで延長しない見込みです。
為替市場も、大きく動きをみせてきており
安全資産として、日本円が買われてきています。
1ドル122円台後半となっており、一時的に円への回避の様相です。
ボラティリティが高くなってきており
オプション市場も活況となってきています。
7月限月のオプション取引も出来高が急増していますが
ボラティリティ指数は、まだそれほど高い感じはしませんが
値動きの激しい日が続くと、大相場になりそうな様子。
ここは、こういう相場でも強いサヤ取りで
横目に見ながら、相場を楽しむのが吉ではないでしょうか。