2%インフレターゲット 達成ほど遠く
7日の日本市場は、3日続伸となりました。
日経平均株価の終値は、60円高の20,724円となりました。
一時は100円近くの下げとなりましたが
中国市場の回復や、為替が円安に推移したことを受けて
引けではプラスにまで回復しています。
雇用統計の発表を控えて、積極的な買い姿勢は控えられています。
為替相場は、再び1ドル125円に近づいており
雇用統計の内容によっては、125円を安定的に超えてくる可能性もあり
円安基調が続くようだと、株高になりそうな雰囲気です。
また、今日は金融政策決定会合がありましたが
量的緩和を継続することを決定し
場合によっては追加の金融政策を出すことを
黒田総裁は発言をしています。
原油安を言い訳にして、物価上昇が抑えられていることを言っていますが
あまり2%のインフレターゲットは、なかなか達成されずに
金融政策の効果も、あるのかどうか、良く分かりません。
自社株買いを発表したソフトバンクが続伸。
一方で、30%の減益となったコニカミノルタが8.5%安となっており
決算発表で、個別銘柄の動きは見られています。
これだけ動くと、サヤ取りと言えどもヘッジしきれないので
どうしても決算発表期は、個別銘柄に左右されてしまいます。