円安受け急ピッチな日本市場回復
週明けの日本市場は、4日連続の上昇となりました。
日経平均株価の終値は、377円高の19,642円となっています。
一気に、20,000円台を回復しそうな強い動きです。
先週末に雇用統計が発表になり、強い数字が示されました。
これを受けて、ドル高円安の動きが急ピッチで進み
ドル円相場は1ドル123円台にまで円安が進んでいます。
為替の動きを受けて、輸出関連企業を中心として
一気に日本株の買い戻しが進んでいます。
金融系も非常に強い伸びの見せており
メガバンクが4%近い上昇になっているの目を引きます。
今朝方は、中国の貿易収支が発表になりましたが
数値としては予想を下回る弱い数字でした。
しかし、上海市場はプラスで推移し、中国市場の動きは
それほど大きな懸念ではなくなってきています。
急ピッチで日本市場は回復しており過熱感も指摘されますが
為替が円安推移しているうちは、安全だとみています。
20,000円回復も、流れ的に近いと言えるでしょう。
利上げ前提に考えれば、この流れは自然なトレンドに沿った流れです。