シャープ偶発債務で合意見送り
26日の日本市場は、続伸となりました。
日経平均株価の終値は、48円高の16,188円となりました。
上昇幅は小さめだったのですが、この水準は安値引け。
引けにかけて、上げ幅を縮小し上値の重さが見えました。
25日のアメリカ市場が上昇し、為替が円安方向に触れたことで
寄り付きから買いが先行しましたが、勢いが続かず。
買い手がかりの乏しさが露呈しています。
引け後も含めると、為替は1ドル114円台まで付けていますが
為替の戻りの割には、日本株の戻りに鈍さが見えます。
為替主導の動きでしたが、ここ数日はやや乖離があります。
今週末はG20が開催されることもあって
この結果を見極めたいという向きもあるようです。
シャープは偶発債務の発覚で、10%を超える大幅安。
第三者割当増資の価格が、1株118円と決まっていますが
合意が取り消されるような事になれば、意味もありません。
しばらくは、様子見の動きになりますね。