戻りを試す方向か? 今年最低の売買代金
連休明けの日本市場は、反発となりました。
日経平均株価の終値は、109円高の16,216円となっています。
先週末のアメリカ市場がプラスで引けた事に加え
為替市場が円安方向での動きとなったことで
安心感からの買いが広がっています。
ただ、投資家は様子見姿勢が強まっており
売買代金は今年最低となっています。
まだ、お休みの人も多いのでしょうか?!
週末には、中国の貿易統計が発表になり
大幅なマイナスとなりましたが、あまり材料視されませんでした。
ただ、中国の景気減速は予想以上のペースで進んでいる感じです。
引け後に、為替水準が円安方向へと動いてきており
1ドル108円台にまで戻してきています。
今日の参院決算委員会では、麻生財務相が発言しており
為替介入する用意があると、直接的な表現をしています。
実際には介入が難しいとみられているものの
直接的な発言となったことで、口先介入も少しは効果があったようです。
ナイトセッションに入って、為替の影響もあり高く推移しています。
今週はSQもありますが、方向的には高値に向かっている様子です。
まあ、為替水準次第という感じでしょうが。