G7会合合意得られず失望売り
23日の日本市場は、反落となっています。
日経平均株価の終値は、81円安の16,654円となっています。
週末に行われたG7の会合で
目立った成果が見られなかった事から失望売りとなり
一時は300円以上の下落となりました。
伊勢志摩サミットを前に、まだ判断は時期尚早との見方から
徐々に買いもどしも増えましたが、明るい見通しがあるわけではありません。
目玉となっている、世界で協調しての財政出動が
各国の合意が得られなかったことが一番大きく
サミットまでに、進展が見られるかが注目のポイントです。
消費税は、予定通り実施するという麻生財務相の発言もあり
消費税増税延期を見込んだ株価は、はげ落ちてきています。
もっとも、売買代金は低調で推移しており
2兆円を大きく下回っての取引で、相場参加者が少ないです。
今は、どちらに動くか分からないところもあるので
一か八かのポジションも取るしかないという状況だと思います。