一時500円超下落 EU離脱懸念再燃
6日の日本市場は、大幅安となりました。
日経平均株価の終値は、290円安の15,378円となっています。
一時は、下落幅が500円を超えており、今週は売りトレンドです。
EU離脱の影響の懸念が今週は高まってきており
これまで順当な戻りを見せていたことからも
利益確定の売りが出やすくなっています。
まだ市場は懐疑的な部分があるので、大きな売りが出てくると
連れ安しやすく、さらにSQ前の仕掛け的な売りもあって
今週は売りが出やすいのは、予想通りの展開です。
為替が、ドル円で1ドル101円を割り込んでくると
一段と警戒感が高まって売りが膨らみました。
為替の影響を受ける輸出関連企業が売られています。
引けでは、下げ幅を縮小しています。
ETFの買い入れ期待が、下がったところは支援材料になります。
SQ絡みというところを見ると、15,000円くらいのところまでは
仕掛け的に売られる可能性もあり得るかと思います。
そのためには、もう一段の為替円高の流れが必須でしょう。
ドル円の100円割れというのは、目指しやすく目標でもあるため
今週は売られやすいかもしれません。