夏休み参加者少なく 今年最低の出来高
15日の日本市場は、小反落となりました。
日経平均株価の終値は、50円安の16,869円となっています。
為替がやや円高方向に触れた事から
輸出関連株を中心として、売りが先行する流れとなりました。
ただ、ETF買い入れの期待から、大きく下落することはなく
また夏休み中ということもあって市場参加者も少なく
方向感の乏しい展開になっています。
東証1部の出来高は、今年最低記録となっており
市場参加者が少なかったことを物語っています。
NT倍率は、今日も上昇となっており
連日の高倍率更新となっています。
日銀のETF買いがあるため、どうしても日経平均株価採用銘柄の方が
現物が買われやすい傾向があるため、NT倍率が上昇しやすいようです。
日銀の施策が、こんなところにもサヤ取りに影響が。。。
ソフトバンクは、今日7%高となっており
これが日経平均株価の寄与度を高めています。
今日の寄り付き前には、4月~6月のGDPが発表になったのですが
年率換算で0.2%増と、非常に小さな伸びになっています。
ただ、事前予想もそれほど高い見込みだった訳ではなく
GDP発表の内容は、ほとんど株式市場には影響していないようです。