アドバンテスト 配当性向を30%に引き上げ
31日の日本市場は、反発となりました。
日経平均株価の終値は、162円高の16,887円となっています。
2週間ぶりに16,800円台を回復してきています。
為替相場は、1ドル103円台近くまで円安進行となり
輸出企業を中心として、買いが先行する形となりました。
アメリカ利上げの可能性が高まっていく中で
金融株も上昇しており、全体に良い方向に今日は動きました。
売買代金は、やや盛り返してきていますが
まだ本格的な上昇を意識するためには、パワーが足りません。
個別銘柄では、アドバンテストが上昇。
配当性向を従来の20%以上から30%以上に引き上げており
株主還元への姿勢を強化したことが好感されています。
配当狙いとしても、妙味のある数字です。
イオンファイナンシャルは、344億円の公募増資を発表し
希釈化を懸念した売りが出ています。
株主に対する姿勢の違いが、株価に鮮明に出ています。