上昇するも日足は陰線、チャートは停滞相場を形成
12月6日(火)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 18,360円(+85円)
・TOPIX 1,477.2ポイント(+10.2ポイント)
・東証1部出来高 23億9136万株
・同売買代金 2兆6935億円
・同値上がり1,241銘柄、値下がり631銘柄、変わらず118銘柄
6日の日本市場は上昇。昨日はイタリアの国民投票の影響で
下げましたが、本日は昨晩のNY市場の大幅高の影響を受け
前日比で約+200円高く寄り付いた結果、上昇となりました。
ただし最高値を更新のアメリカのダウ平均とは異なり
日経平均は高値更新はならず、また日足は陰線となりました。
日経平均採用銘柄の上昇率ランキングでは
1位関西電力(+7.62%)
2位日本郵船(+5.78%)
3位SUMCO(+5.54%)
4位三井金属鉱業(+5.54%)
と最近のトランプ相場において、名前を聞くことのなかった
銘柄の上昇が目立ち、相場に変化の芽も現れました。
先週より日経平均の日足チャートは、停滞相場を感じる形状であり
更に本日は陰線となり、日本市場はトランプ相場第二幕、と言える
状態ではありません。
停滞相場の後の値動きは、大きくなる傾向があります。
12/14のFRBの金利引き上げまでは、停滞相場継続の可能性が
高いですが、次に来る大きな値動きには十分注意したいと思います。