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日本市況

若干の上昇も売買代金2兆円割れで開店休業状態

12月26日(月)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,396円(-31円)
・TOPIX 1,538.1ポイント(-5.6ポイント)
・東証1部出来高 14億4186万株
・同売買代金 1兆6302億円
・同値上がり848銘柄、値下がり1,040銘柄、変わらず117銘柄

 

26日は若干の下落となりましたが、売買代金が遂に2兆円割れ。

アメリカの大統領選挙前の水準となり、実質的に市場は
開店休業状態です。

 

開店休業状態の中、上昇が目立ったのが製薬及びヘルスケア銘柄。
先週末のアメリカ市場で同銘柄群の上昇が目立ちましたが、
その流れを受けての上昇と考えられます。

日経平均採用銘柄では上昇率の1位の
中外製薬(+5.17%)を始め上位10社中の
6社を同銘柄群が占めることになりました。

尚、キュレーション事業の問題発生以降
株価が下げ止まらなかったDeNAが上昇率6位(+2.71%)
となり、一旦下落がストップした形となりました。

 

またドル円相場が金曜より若干円高方向に進んでいますが
市場全体にインパクトを与える値動きとなっていません。

 

日本市場は今週一杯、開店休業状態と予想されます。

11月からスタートのトランプ相場に、アメリカ市場以上に
反応している日本市場ですが、果たしてどのような形で2016年の
大納会を迎えるのか、来年を占うことにもなる
今週の値動きは要注意と考えます。

 

2016年12月26日
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