ドル円の下落 日経平均連れ安
1月5日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,520円(-73円)
・TOPIX 1,555.6ポイント(+1.2ポイント)
・東証1部出来高 20億4638万株
・同売買代金 2兆4359億円
・同値上がり979銘柄、値下がり863銘柄、変わらず162銘柄
5日は日経平均20,000円を手前に足踏み状態で73円の下落。
ただし前場に一時昨年来最高値を更新しています。
為替市場にてドル円が午前より下落し
午後には1円以上円高に。
円高の流れを受け、株式市場も後場から下げの傾向を
強めましたが、TOPIXが上昇しているように
総合的には円高の影響は大きくありませんでした。
ドル円の下げに比べると、まだ日本株の下げは
厳しくないため、下値を拾う動きが続いているようです。
ただし東京時間に金価格(XAU/USD)が急騰を開始。
1,160ドル付近の価格が東京時間に1,170ドルを突破し
チャート的には上昇トレンドに転換。
東京時間に金価格が大きく動くのは
非常に珍しいと言えます。
金価格の上昇=リスク回避の動きとなる可能性があり
これまで伸びきった株価に対し、若干注意が必要です。
明日は雇用統計、雇用統計明けの9日は日本は祝日であり
日本市場の本格オープンは10日以降となりますが
市場の潮目の変化を見落とすことのないように
気を付けたいと思います。