ダウ平均が10連騰も、円高の影響で値下がり
2月24日(金)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,282円(-89円)
・TOPIX 1,550.1ポイント(-6.1ポイント)
・東証1部出来高 21億1283万株
・同売買代金 2兆729億円
・同値上がり708銘柄、値下がり1,144銘柄、変わらず141銘柄
24日は日経平均で89円の下落。
昨晩のダウ平均は10営業日連続の最高値更新を果たしましたが
日本市場への影響は無し。
寧ろ為替市場でドル円が昨晩113円台から112円台に突入の
影響を受け、株価が下げに反応しやすい展開となりました。
日経平均採用銘柄の値下がり率では
1位小松製作所(-5.44%)
2位住友重機械工業(-4.91%)
6位神戸製鋼(-3.99%)
と言った重機銘柄が揃って値下がり。
トランプ政権のインフラ投資政策が先送りされる懸念が生じており
アメリカ市場でキャタピラー他の重機銘柄が売られた流れが
こちらは素直に続くこととなりました。
アメリカ市場との乖離が目立った今週の日本市場ですが
来週28日にトランプ大統領の議会演説が控えています。
議会演説を機に相場が動く可能性もあるため、これまで生じた
日米株価の乖離が解消するのか、それともそのままが続くのか
という視点でも、来週の相場を見ていきたいと思います。