円安を維持するも休みが近く小動きの展開
・日経平均株価 22,866円(-25)
・TOPIX 1,822.6ポイント(+1.4)
・東証1部出来高 14億5182万株
・同売買代金 2兆3215億円
・同値上がり1224銘柄、値下がり742銘柄、変わらず96銘柄
21日(木)の日経平均は25円安となるも
TOPIXは1.4ポイント上昇し、わずかながらも年初来高値を更新。
全体的には方向感の無い取引となりました。
米国市場が税制改革法案の成立で材料出尽くしで
若干下げたのに加え、クリスマス休暇を前に
海外勢の売買意欲が低下。
為替市場は113円台半ばで円安傾向が継続しているものの
株価に対し本日は前向きな影響を与えられず。
売買代金も2.3兆円台にまで減少しており
売買に力強さはありません。
また日銀政策決定会合終了日ですが
既にサプライズは予想されておらず
取引に対し殆ど影響は生じませんでした。
日中の値動きを見ると
前場は前日比100円以上値下がりの場面がある中で
後場に回復しており、後場の強さが目立ちました。
日経平均採用銘柄の上昇率では
4位大成建設(+3.09%)
5位鹿島建設(+2.95%)
となり大手ゼネンコン株が売られる流れが
漸く一段落することになりました。
クリスマス休暇を控え、明日そして来週も
小動きな展開が予想されます。
無理な売買をして資金をすり減らさぬよう
注意したいと思います。