上昇の実感に乏しい5営業日続けての上昇に
・日経平均株価 22,191円(+32)
・TOPIX 1,750.1ポイント(+0.5)
・東証1部出来高 15億7719万株
・同売買代金 2兆5927億円
・同値上がり1177銘柄、値下がり822銘柄、変わらず83銘柄
19日の日経平均は32円高となり年内初の5連騰。
しかしながら昨日の310円高を除くと
上昇の実感はそれほど無い状態です。
昨日の米国市場はダウ平均は下落し他の2指数が
上昇というまちまちの地合いの中で
日本市場も方向感の出ない状況。
日経平均は前日比でマイナス圏に陥ることはなかったものの
前場の上昇幅を後場は打ち消すような値動きに。
日経平均採用銘柄の上昇率で見ると
1位住友金属鉱山(+7.84%)
2位太平洋金属(+5.50%)
3位三井金属工業(+4.67%)
と金属株がベスト3という非常に珍しい状況。
4位の中部電力、5位の関西電力を除くと
ベスト10銘柄の全てが金属、鉄鋼、素材銘柄という
近年には見られないランキングとなりました。
また為替市場は107円台を昨晩に回復し
その後値動きは生じておらず107円台前半を
維持しています。
2日に渡る日米首脳会談が終了しましたが
金融市場に対する影響は限定的となりました。
次の値動きがどのような形で生じるのか
注意深く見守りたいと思います。