円安を背景に3営業日ぶりの日経平均上昇
・日経平均株価 22,278円(+190)
・TOPIX 1,769.7ポイント(+18.9)
・東証1部出来高 14億6994万株
・同売買代金 2兆4349億円
・同値上がり1603銘柄、値下がり415銘柄、変わらず64銘柄
24日の日経平均は+190円高となり3営業日ぶりの上昇。
昨日の米国市場は方向感の無い展開となりましたが
NY時間にドル/円が108.7円台にまで上昇し円安が進展。
東京時間に入っても、下落することなく価格を維持。
株式市場は円安の追い風を受け上昇することになりました。
ドル/円が108.7円前後の水準で推移したのと同様に
日経平均も終日22,000円前後の値動きで終始することになりました。
日経平均採用銘柄の上昇率では
4位千葉銀行(+3.27%)など銀行株が
10位以内に3銘柄ランクイン。
日本市場では米国金利の上昇が金融株に
プラスに作用することになりました。
円安を背景に伸びた株価ですが
ドル/円は108円が2017年のサポート&レジスタンスであり
一筋縄で抜けられる水準ではありません。
またドル/円上昇の背景にあるドルインデックスの上昇も
年内続いているサポレジ上限水準に到達しており
安直にドル/円の上昇継続を予想できない状況です。
引き続き円安が進み株価が上昇するのか
それとも円安と株価の上昇が足踏みするのか
注意深く見守りたいと思います。