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日本市況

米朝首脳会談を前に閑散とした取引の中で上昇

・日経平均株価 22,804円(+109)
・TOPIX 1,786.8ポイント(+5.4)
・東証1部出来高 11億3204万株
・同売買代金 1兆9134億円
・同値上がり1189銘柄、値下がり800銘柄、変わらず99銘柄

 
11日の日経平均は109円高となり反発
しかしながら金曜日の128円安を取り返すには至らず。

カナダで行われたG7は大きな波乱なく終わったものの
今週のメインイベントは米朝首脳会談。

市場関係者は米朝首脳会談を前に動くに動けない状況です。

よって上昇したとはいえ、取引は盛り上がらず。

売買代金は2兆円を割れて1.9兆円になりました。

 
ただ値動きの状況からは、米朝首脳会談についても
波乱がないとの前提で市場は見ている様子。

実際に北朝鮮がアメリカに対し
連絡窓口の設置を求めたと報じられると
リスクオンとしてドル/円が上昇する
値動きが見られました。

 
日経平均採用銘柄の上昇率では
6位にファーストリテイリング(+2.49%)が登場しており
売買代金の少ない中で日経平均への寄与度の高い
同社株の上昇が目立ちました。

また上昇率1位のセブン&アイHD(+2.95%)他
小売業の上昇が続きました。

 
明日の米朝首脳会談そして水曜の利上げが予想されるFOMCと
今週はイベント週となります。

明確なトレンドが生じるまで
無理な売買は控えるべきと考えます。

2018年6月11日
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