金融セクター決算失望
15日のアメリカ市場は、5日続落となりました。
ダウ平均の終値は、106ドル安の17,320ドルとなっています。
アメリカ市場は、コラムで触れたスイスフランの動きは
直接的に大きな影響はありませんでしたが
金融機関の決算があまり良くなかったことを受けて
5日続落という結果になりました。
純利益が14%減少したことを発表した
バンクオブアメリカが5%以上の下落となり、
同じく減益を発表したシティグループも下落しています。
スイスフラン高が進んだ事で、スイス企業が上昇し
クレディスイス、ノバルティスが上昇しています。
引け後には、インテルが決算発表しており
売上高は6.4%の上昇となっています。
ただ、今期見通しが投資家の期待に届かずに
失望を誘っており、時間外取引で下落しています。
新規失業保険申請件数は、先週よりも増加しており
市場予想を上回る30万人台に載せています。
まあ、短期的な事だと思いますが、数字の動向は把握しておきましょう。