ドル高・原油安に苦しむアメリカ企業
30日のアメリカ市場は、大幅上昇となりました。
ダウ平均の終値は、263ドル高の17,976ドルと
一気に回復となっています。
FRB議長の講演を受けて、利上げ時期が先送りになるとの見方から
低金利が長く続くという楽観的な見方から、買い戻しされました。
31日の相場も既に終わっていますが
ダウ平均は、200ドル安の17,776ドルと200ドルの下落。
結局は、この2日間で、ほぼ行ってこいの動きです。
ただ、材料は違っており、31日の下落要因は原油。
原油価格げ下落したことを受けて、エネルギー関連を中心に売られました。
ドル高+原油安によるアメリカ経済への影響は
今のアメリカに対する一つの懸念としてのテーマです。
今週は雇用統計の発表が3日に控えていますが
グッドフライデーのため、アメリカ市場は休場になります。
雇用統計の内容によっては、金融政策に影響がありますので
重要なタイミングでのイベントとなります。
重要指標での休場なので、月曜日は市場の動きも大きくなるかもしれません。