経済指標悪化で株価プラス
6日のアメリカ市場は、上昇となりました。
ダウ平均の終値は、117ドル高の17,880ドルとなっています。
アメリカでは、雇用統計明けの最初の取引になります。
先週金曜日の雇用統計の結果を受けて
利上げの時期が、やや先送りされるとの見方から
楽観的な買いが広がりました。
それでも、寄り付き直後は予想よりも大幅に悪かった
雇用統計の内容を嫌気した売りから始まりました。
また、ISMの数字が低水準となったことで
雇用統計に加えて、追加で悪い経済指標が出たため
全体的に、利上げ時期が遅れる楽観ムードが勝っています。
皮肉にも、悪い経済指標で、株価が上昇するという
お決まりのトレンドになりました。