雇用統計 市場が好むレンジに収束
8日のアメリカ市場は、大幅高となりました。
ダウ平均の終値は、267ドル高の18,191ドルとなっています。
先週末は雇用統計の発表があり
非農業部門の雇用者数が22万3000人増となり
失業率は5.4%となりました。
雇用者数の数字は市場予想には、やや届かなかったものの
先月からは大幅な回復となっており、失業率も低下。
株価的には、もっとも上昇しやすいレンジに収まりました。
数値は比較的良く、かつ早期利上げするには、やや弱い数字で
市場が好む数字です。
雇用統計の数字からは、低金利がもう少し続きそうだという
見方が強くなっています。
中国の中央銀行は、利下げを発表。
中国も景気減速感が出てきていますが、相次ぐ利下げで支援します。
昨年11月以降で、3回目の利下げとなり、利下げペースも速いです。
雇用統計の数字も良く、アメリカ市場も上昇したので
今週の市場は、良い地合での動きとなりそうです。
日本市場も、大台の地固めへと向かうでしょうか。