9月雇用統計 大きな重み
1日のアメリカ市場は、既にお伝えした通りです。
ダウ平均の終値は、469ドル安の16,058ドルとなっています。
中国のPMIが下落したことを受けて
再び、中国発の不安が出てきた形になっています。
下げ幅も400ドルを超えており、大きな下落になっています。
また、IMFが世界経済の成長が、予想を下回る可能性があると
指摘されたことも重しとなっています。
中国発の景気後退が、世界的にファンダメンタルを変えるのか
ここは大きな見極めどころになります。
そういう意味で、大きな意味を持つのが
今週金曜日のアメリカ雇用統計です。
9月の利上げも関係しますが、アメリカ経済が堅調であれば
中国の景気悪化の影響の相関性が薄れるというもの。
中国経済の悪化が、アメリカ経済にも波及してくるようだと
かなり厳しい状況になってくると思います。
雇用統計が良かったら良かったで
利上げのタイミングが課題になってきますし
悪かったら、相場下押しになりそうなので
9月の雇用統計の数字は、いつも以上に重要な意味がありそうです。