アップル iPhone初の販売減
26日のアメリカ市場は、小幅高となりました。
ダウ平均の終値は、13ドル安の17,990ドルとなっています。
耐久財受注が、市場予想を下回ったことでドルが下落しました。
一方で、原油価格が上昇したことで、エネルギー関連株が上昇し
これが相場の下支えとなりました。
18,000ドル近くのところで、ちょっと相場の上昇も落ち着き
どういう方向に向かうのか探る動きになっています。
引け後に発表になったアップルの決算ですが
iPhoneの販売台数が、始めて前年同月比減少となりました。
1株あたりの利益も、市場予想に届いておらず
時間外取引では、8%くらいの下落となっています。
市場では、飽和状態になっていると見られており
iPhone頼みの販売は難しくなってきているようです。
一方で、アップルミュージックは、売上20%増となっており
今後の伸びが期待されるところで、iPhoneの販売減を
新たな収益源として伸びて行くのかが注目でしょう。
もう一つ、イーベイも決算を発表しており
こちらは、アナリスト予想を売上、利益共に上回ってきており
時間外取引で4%増となっています。
ツイッターは、売上が大幅に伸びたものの、市場予想には届かず
時間外取引では13%以上の急落となっています。
ハイテク関連は、目立ったところの決算がこれで終わりますが
市場予想との乖離で、かなり株価も大きく反応しています。