原油価格の50ドル割れを契機に株価は下落
10月17日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 18,086ドル(-51ドル)
・S&P500 2,126.5ポイント(-6.4ポイント)
・ナスダック 5,199.8ポイント(-14.3ポイント)
17日の米国株式市場は下落。
NY時間中に原油価格(WTI)が急落し、節目の50ドル割れ。
原油安が嫌気され、株式市場は売りが先行した結果
ダウ平均は50ドルを超える下げとなりました。
17日のダウ平均の下げを主導したのは
ゴールドマンサックス-0.89%
JPモルガンチェース-0.52%といった金融株及び
メルク-1.00%、ファイザーが-0.49%といった製薬株。
金融株はバンク・オブ・アメリカが
市場予想を上回る決算を発表しましたが
金融株全体を押し上げるほどの力はありませんでした。
また製薬株は、大統領選挙でヒラリー候補が薬品価格に
対し批判を加えており
ヒラリー候補の優位が明らかになりつつある中
その影響が出た格好となっています。
尚、原油価格はNY市場終了後、再び50ドルを回復。
原油価格は50ドル付近。
ドル円も104円付近をめぐる攻防を続けている中では
株式市場も一気に片側に大きく動きにくい状況が
継続しています。
原油市場、為替市場、株式市場のいずれが一歩先に動くのか
注視するタイミングを迎えつつあると考えます。