株価の方向感はなく 原油が下落し金が上昇
10月25日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 18,169ドル(-53ドル)
・S&P500 2,143.1ポイント(-8.1ポイント)
・ナスダック 5,283.3ポイント(-26.4ポイント)
25日の米国市場は小幅下落。
ダウ平均は24日+77ドル、25日-53ドルと推移。
決算発表の真っ最中であり
方向感のない相場が継続しています。
ダウ平均採用の個別銘柄の上昇率で見ると
1位P&G+3.41%、2位メルク+1.98%他
ヘルスケア及び薬品株の上昇が目立ちました。
25日に注目すべきは原油価格。
10月半ばより50ドル代を維持してきましたが
ついに、NY時間に50ドル割れ。
チャート的には49ドル半ばのネックラインで
止まっている状態であり、ネックラインを割れると
更なる下落が予想されます。
またリスク・オフ指標とも言われる金価格が上昇。
金価格は1,270ドル代入りし
価格の切り上げが目前となりました。
25日は株価の方向性は定まりませんが
商品市場で変化のあった一日となりました。
原油や金価格の状態からは
相場の流れが変わる兆候が出ています。
決算シーズンで、株式市場のみでは方向性が定まらない中
商品市場が株式市場に今後どんな影響を与えるのか
注視したいと思います。