株価下落 原油価格が急落し44ドル台突入
11月3日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 17,930ドル(-28ドル)
・S&P500 2,088.6ポイント(-9.2ポイント)
・ナスダック 5,058.4ポイント(-47.1ポイント)
3日の米国市場は小幅下落。
しかしトランプショックとも言うべき、1日ダウ平均の
100ドル以上の下落以降、2日は77ドル下落、3日は28ドル下落と
未だトランプショックを引きずっている状態。
S&Pに至っては、過去5年で最長の連続安を更新しました。
しかし1日の下落が最大で、それ以降は小幅の下落に留まっており
相場が崩れるという程ではなく、ジリジリと後退している状況。
株価がジリジリ下げている中で、3日は原油価格(WTI)が急落。
一時は、46ドル台の回復を期待させる値動きも見せましたが
46ドル台を目前に急落。
44ドル台に突入し、一時は44.50ドルを切る展開となりました。
結果的にWTIは5営業日連続の下落です。
8日の大統領選挙を前に、株式相場は下げています。
この下落が選挙目前にいったん止まるのか
それとも止まる要因がなく選挙が終わるまで下がり続けるのか
非常に興味深い展開となっています。
既に1日あけましたが、雇用統計が発表になっています。
非農業部門雇用者数は、16万人増となっています。
市場予想は、17万5000人増だったのですが、ほぼ予想の範囲内です。
失業率は、4.9%に下落となっており
先月よりも0.1%の低下となっています。
また、8月と9月の数字も、4万人上方修正されており
雇用状態については良い状態を保っており
12月の利上げについては、確率がかなり高まったと言えます。