米国株は全面高、ダウ平均採用銘柄は全株上昇
11月7日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 18,259ドル(+371ドル)
・S&P500 2,131.5ポイント(+46.3ポイント)
・ナスダック 5,166.1ポイント(+119.8ポイント)
7日の米国市場は急反発。先週からの下落を跳ね返すように
ダウ平均は+371ドルと大幅高。
株価の上昇は、何といってもFBIによるクリントン氏に対する
実質的な捜査終了宣言。
米国株は、トランプショックの前の水準に戻る結果となりました。
7日の株価の上昇の激しさは、ダウ平均採用銘柄の
値下がり銘柄がゼロという部分に表れています。
値下がり率No1=値上がり率ワーストは
トラベラーズカンパニーの+0.66%となっています。
株価の大幅な上昇にともない、VIX指数も11月1日の
トランプショックの発生時の水準まで下落。
しかし、トランプショック発生前より上昇のVIX指数は
依然18.7ポイントと高い水準に位置しています。
市場は大統領選でのクリントン氏勝利を織り込みつつ
ありますが、蓋を開けるまで結果は分かりません。
また株価は大幅に上昇したものの、VIX指数の下落は
それ程でもない点が気になる部分ではあります。
大統領選挙の後、本日の急騰がフェイクになるのか
それとも今後の上昇の先駆けとなるのか
非常に興味深い所です。