連日の3指数上昇も一服で小動きの展開
2月16日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,619(+7.9ドル)
・S&P500 2,347.2(-2.0ポイント)
・ナスダック 5,814.9(-4.5ポイント)
16日はダウ平均は若干の上昇も、S&P500とナスダックは
下落となり、強弱まちまちの状況。
さすがにアメリカ株の上昇も一休みです。
本日は改めて各市場の状況を概観してみます。
・アメリカ市場 3指数ともに連日の高値更新
・イギリス市場 高値更新目前
・ドイツ市場 高値更新目前
・ドルインデックス 2017年1月より下落トレンド
・金価格(XAU/USD) 2017年1月より上昇中
・原油(WTI) 50-53ドルのレンジ相場
米独英の株式市場は好調に推移。
ただ昨年末のトランプ相場を牽引したドルの上昇は
ドルインデックスが2017年1月より下落しており
為替が株を引っ張る構図ではありません。
またリスク指標の金価格も1月より上昇。
2月のアメリカ市場の上昇は、昨年末と比べると
状況がかなり異なります。
昨年末のトランプ相場は、アメリカにお金が集まり
ドル高と株高を演出して、リスク資産の金価格が売られた
という分かりやすい構図の反面、2月の上昇はストーリー的には
説明しにくい相場です。
足元はトランプ政権の減税案の発表待ちの状況ですが
上記の状況を踏まえた上で、今後の値動きについても
考えていきたいと思います。